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2004年 09月 04日
先の記事で、あえてオフィシャル(蒸留所のオーナー会社がだすもの)とボトラーズ(瓶詰め業者が樽ごと買ってボトリングするもの)という区分けをしなかったのは、モルトの内容に関する違いではないという理由からですが、主にオフィシャルボトルで、最も一般的に見られるものが 【1】「カスクヴァッテド」「チルフィルタード」「加水タイプ」 このタイプを造るにはブレンデッドと似た技術が必要だと思われます。樽が違う種類のもの(シェリーとバーボンなど)を混ぜ合わせることも一般的です。飲みやすい無難なモルトが多いようですが、その中で蒸留所の個性をいかに出せるかが問題であろうと思われます。実際にはこのタイプのオフィシャルばかりをブラインドテイスティングしてみると、ほとんど違いが分からないことが多い。これはとても残念なことで、ぜひ個性的で美味しいオフィシャルを追求していただきたいものだと思います。 最近、増えてきたのがカスクストレングス(特にオフィシャル)もの。 【2】「カスクヴァッテド」「チルフィルタード」「カスクストレングス」 以前はグレンファークラス105やボウモアあたりしかなかったように思いますが(バルベニーのカスクもこれ?)、最近出たカリラやブルイックラディ、マッカランあたりがそうでしょうか。 【3】「カスクヴァッテド」「アンチルフィルター」「カスクストレングス」 【4】「カスクヴァッテド」「アンチルフィルター」「ナチュラルカスクストレングス」 最近はオフィシャルボトルでも「カスク」&「アンチル」で出されるケースも多く、ラガヴリン12年などはナチュラルカスクストレングスとも書かれています。ディアジオ(UD)のレアモルトシリーズや最近出たサントリーのヴィンテージモルトも【4】ではないでしょうか? しかし複数の樽をやはり【1】よりは個性が出やすいようで、シェリーカスクを一定割合で使った「アードベッグ・ウーガデール(【3】【4】のどちらなのか不明)」のような傑作も生まれています。今後もこのカテゴリーでいいものが出てきそうな予感がします。 (続く)
by dupe
| 2004-09-04 18:46
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