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2005年 06月 22日
モルトウイスキー紹介コラム、今回はかつてはウイスキーの都だったキャンベルタウンで唯一フル稼働している蒸留所、スプリングバンクです。
今年(2005年)2月に名古屋で行われたウイスキーミニライブにはスプリングバンク蒸留所から製造を担当している女性が参加されていて驚きましたが、独自の2回半蒸留のモルト以外にも、すでに人気が定着した2回蒸留でよりピーティーな「ロングロウ」、3回蒸留の「ヘイゼルバーン」といった、かつてキャンベルタウンに存在した蒸留所名を冠したモルトを製造するなど、積極的な経営が行われています。 右の写真は、2000年前後にローカル・バーレーの商品名で発売された、オフィシャル・ボトルで、大麦、ピートなどの原材料をすべてキャンベルタウン産でまかなったという限定販売もので、いくつかあったロットのうちのひとつです。当時2万円前後で販売されていて、買おうかどうか迷っているうちに手に入らなくなってしまい大変後悔した、私にとっていわくつきのモルトですが、今年3月に奈良のBAR HAYAFUNEさんでいただくことができました。予想にたがわない素晴らしい味わいで、ぜひまたこうした製品をリリースして欲しいと思いました。 やや湿っぽく汗臭い感じのするピート香はスプリングバンク独特のもので、ややクラシカルに感じるそのスタイルは、昔ながらのフロア・モルティングで麦芽を乾燥させたり、チル・フィルタリング(冷凍濾過)処理がされていないこと等が影響しているのかもしれません。チル・フィルタリングについては設備がないそうで、もっとも手造りに近い蒸留所といえそうです。 最近かつての人気商品だった21年ものが特別復刻のような形でリリースされましたが(凄く高かったけど即売り切れでした)、シェリーとピートがうまくバランスした重厚な味わいは得がたいものだったので、これもぜひ復活させて欲しい。また最近の商品では、ラム樽、ポート樽などのカスク・ストレングス・シリーズが好印象でした。 ※ネットショップで買えるスプリングバンクのリストはこちら ※スプリングバンクのテイスティングノート(モルトクラブ) ※この記事は楽天広場にもアップしてあります。
by dupe
| 2005-06-22 15:31
| モルト覚え書き
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